年末年始の体調不良の意外な原因?!

こんにちは★

みなさま、令和2年の年始め、いかがお過ごしでしょうか?

年末年始は熱が、蕁麻疹が、胃痛が、嘔吐が、下痢が、頭痛が、、、
などなど体の不調を訴える方が多いものです。。。

 

私も前の職場で毎日残業づくめで働いていたころは、
なぜか大型連休になると体調を崩したり、
お正月には胃腸炎になったりしていました。

この季節は、ノロウィルスやインフルエンザウィルスが蔓延し、大流行。。。
初詣やバーゲンなど人混みにも行く機会が増え、うつってしまったり、
寒さにより、血液の循環が悪くなって菌を追い払えなかったり、
環境要因もたくさんあるのですが、
そもそもは”食べすぎ””飲みすぎ”により内臓がとっても疲れている事が大きいようです。

 
そう言われて私も思い返してみたら
前職では食べられるときに食べないと、忙しくて食べられなかったりするので
ここぞという時間にとにかくいっぱい食べたり、夜ご飯は遅く、朝ご飯は早く、
合間合間にはチョコやお菓子など簡単につまめる物をご飯にしたり、
食生活がとても乱れていました。
今思うと、恐ろしい食生活です。
(今も決してまだまだかと思いますが(’O’;)・・・)
「なるほど・・・」と納得してしまいました。

年末年始は忘年会や新年会、
親戚の集まりなどなど、お酒を飲む機会や
いつもとは違い外食が続いたり、
ケーキや甘いお菓子に出会う機会も増え、
食べる量がグ~ンと増えたりすることが続きます。

 
実は消化には膨大なエネルギーが必要なのです。
消化といえば胃や腸を思い浮かべると思いますが、
意外にも肝臓が大きな大きな仕事をしています。

 

<<肝臓の主な働きは3つあります>>
1つ目は、私たちの体に必要な蛋白の合成・栄養の貯蔵。
2つ目は、有害物質の解毒・分解。
3つ目は、食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌。

 
私たちが食べたものは胃や腸で吸収されやすい形に変えられた後、肝臓へ送られます。
肝臓でいろいろな成分に加工されると、動脈を通って必要な場所に配られていきます。
例えば、食事などからとった糖質は、グリコーゲンとして肝臓に蓄えられ、
夜間にエネルギー源として血中に放出されます。
利用されて不要になった老廃物は、今度は静脈を通って肝臓へ戻され胆汁へ排泄されます。
その老廃物の一部は再び吸収されて肝臓で再利用されます。
このように肝臓は栄養素の生産、リサイクルの中心となっているんです。

肝臓は体の中の「化学工場」のようなものです

暴飲暴食により、先ず肝臓に負担がかかます。
負担がかかったことにより肝臓は本来の働きが出来ません。

結果、身体の毒素などが分解されずに体内に溜まり、滞ります。
外から入ってきたウィルスや異物と戦えるパワーも
肝臓の修復や消化に使われて残っていない、むしろ足りない為、菌の悪さし放題になってしまうのです。

 
私も年明け、体の異様な重さに気づきました。
体重ではなく、体が鉛のように重くて起き上がれないのです。
この感覚は初めてではありません。
過労と診断されて退職し、療養を始めた際に
張りつめていた糸が切れたのか、ズドーンと
体調が悪化したときになった感覚と同じでした。

「あ、、、疲れ切っている・・・」と思いました。

案の定、東洋医学の医師に「断食」を勧められました。
かなり内臓がオーバーワークでヘトヘトになっているとの事でした。
異物(敵)が入ってきても戦えていないと。
最近また鼻がムズムズしていたし、思い当たる節が多々。

断食かぁ。。。と思いました。

一般的には、「健康のためには1日3食しっかり食べること」が健康的で大切であるとされています。
ではなぜ、断食を勧められるのでしょうか?

先に書いたように、、、
消化には膨大なエネルギーを必要とします。
 

1日の消化吸収のエネルギーは、フルマラソン1回分と言われているそうです!
ふだん何気なくしている食事ですが、実は体の中ではその食事を消化吸収するために、膨大なエネルギーを必要としています。1日3食しっかり食べた場合、その消化吸収に必要なエネルギーは、なんとフルマラソン1回分に相当。つまり1日「食べないこと」によって、フルマラソン1回分のエネルギーを、健康維持や病気を治すことに利用できるといえるのです。

消化に使われている膨大なエネルギーが身体の修復に使われる事。
24時間365日働きづめの内臓にお休みをあげられること。
このエネルギーで身体の本来の力を出せる。
良い事が多いそうです。

「食べないと栄養が・・・」は昔の話。
病気のとき、「食べないと治らない」と言われたりしますよね。
これは食べ物が少なかった時代の話なのです。
栄養不足で病気になっていた時代には、食べた方が栄養がつき病気は治ったでしょう。
しかし現代人の病気、特に生活習慣病などは食べすぎが原因です。
どんな病気かにもよりますが、現代では食事を控えることによって、病気を改善する効果も期待できるそうです。
断食だー!!とあまりに意気込んで長期間食事を摂らないのは問題ですが、
プチ断食程度であれば健康に害はないといえるのです。

という事で、
私も先週からまずは量を大幅に減らしています。
大幅とはいえ、きっとこれが人並みかと。。。
ご飯は茶碗1杯に。。
食べることが大好きな私にとっては苦行の苦行ですが、
自分の為、家族の為にはやるしかありません。
ちょうど年が明けたタイミングで決意新たに始められました!

 

あれ?いつもと違うな。しんどいな。など体調不良の方は
内臓に少しお休みをあげてみるのも1つです★
夜ご飯を食べてから、固形物は15時間はあけてみるなど。
ただし、普段から食事量が少ない若い人は、プチ断食はやらない方がいいそうです。
あくまで「食べすぎ」な方ですね。

ほとんどの体調不良の原因が「食べすぎ」という事実に驚きます。
気を付けたいですね。。。