殺処分ゼロを目指して、できる事

こんにちは(’▽’)

雨でひんやりしていたかと思えば
ポッカポカで春を感じたり、
かと思えばまたひんやりしたり、
気温の変動が大きくて身体も堪えますね。

今年は花粉症を発症するかも、、と思いながら
かれこれ数年。。。
なんとか今も持ちこたえています。

 
愛犬と一緒にヤクルトを飲んだり
腸内環境に気をつけています。
ヤクルトの定期便も今月末から頼んでみました!
主人にも飲ませようと思っています!

 

さて、話はガラッと変わるのですが、私は動物が大好きです。
カマキリ、カタツムリ、カブトムシといった虫をはじめ
カエル、カメ、ザリガニ、めだか、金魚、小鳥
多くの生き物とともに育ちました。
小さな頃から”生きもの地球紀行”や”ムツゴロウ動物王国”、”動物奇想天外”など
動物の番組は必ず見ていました。今も動物の番組は見ています。
動物に関しては詳しい方だと思っていました。

ですが、全然でした。。。
日本の現状を全く知りませんでした。

 
日本は今、空前のペットブームの真っ最中です!
ペットはペットではなく大切な大切な家族になっています。
それってとても素敵だと思います。
ですが、そのようなペットブームの背景には「殺処分」という現実があるんです。

ペットショップのショーケースには可愛い動物たちがズラリと並び、
多くの人が見入っています。
こんな光景は日本ぐらいのようです。
日本は先進国の中でも、動物愛護に関することがとても遅れています。
日本の法律では動物はまだ「物」扱いなのです。

 
 
ヨーロッパは「動物愛護先進国」と呼ばれている程、動物の愛護に力を入れています。
特にイギリスは動物愛護が進んでいて、動物を飼育する際の厳しい法律があるなど、
動物愛護においては日本より100年程進んでいると言われています!!
100年=1世紀です!!
日本、、かなり遅れています。。。 

 
ヨーロッパにも「ペットショップ」自体はあるようですがとても厳しい法律がしっかりあるようです!
厳しい法律をクリアしても、モラルの問題から日本のように動物をショーウィンドウで展示販売しているお店は極めて少ないようです。
ヨーロッパでは一般的に「ペットショップ」というと用品やフード販売をしているお店の事を言うようです。
 
 
 
私は愛犬とはホームセンター内にあるペットショップで出会いました。
値段とか関係なく私の一目ぼれでしたが、生後3ヶ月以上たっていたため、かなり値引きされていました。
昔は普通と思っていた事ですが、近年、ショーケースで犬猫たちが売られている姿には違和感を感じるようになっていました。
違和感はあれど、じゃあどこで買うのか、ブリーダーさんからしか買うことができないのか、
ブリーダーさんはどこにいるのか?!それくらいしか考えていませんでした。
 
 
ペットブームの良い面しか見えていませんでした。
最近になって犬猫の里親募集や、保健所の現状など
本当の姿がテレビでも放送されるようになって、私もそこからとても気になり色々調べ始めました。
 
 
多等飼育崩壊や、動物虐待など多くのひどい現実がある中で
一気に語るのは時間がかかり過ぎてしまいます。
今回は保健所による殺処分について、
私たちが今すぐできる事を知って欲しいと思いました。
 

 

 
<どうして悲しい殺処分が行われなければならないのでしょうか>

悲しくてひどい現実ですが、保健所などの行政の保護施設には毎日のように犬や猫たちがやってきます。
そして日本では行政機関に持ち込まれると保管期限があり、それを過ぎると殺処分が行われるということになっています。

 
 
<保健所に持ち込まれる犬は、どのような犬たちなのでしょうか>
 
【迷子の犬】 
迷子となって道端を彷徨っていて保護された子。
自治体によって保管期間が異なりますので一概には言えませんが、一定期間を過ぎてしまうと殺処分に踏み切られるケースが
ほとんどです。だいたい数日から1週間程度という自治体が多いようです。

 
【捨てられた犬】 
飼っていた犬たちを野生に捨ててしまう人間も多くいるのが現状です。法律的には罰せられるべき行為ではありますが
「捨てる」ということを簡単に考えている方が多いことの表れとも言えます。
捨てられてから数日程度で保護されることもあるでしょうが、野生で暮らして「野良犬」となってしまうケースも多いです。

 
【ブリーダーが持ち込むケース】 
動物を繁殖している業者が行政に処分をお願いするケースもあるようです。

 
【飼い主が持ち込むケース】 
実は殺処分となる犬たちの多くが「飼い主の持ち込み」なのだそうです。
その理由は衝撃的なものばかりです。
「引っ越しのため」「病気になった犬の面倒を見たくない」「飼育に飽きてしまった」など。
身勝手過ぎるものばかりです。愛犬家の方々が耳にするとびっくりする内容ばかりですが、
こうした責任感のない非常識な人間が飼っているのもまた現実なのです。

1番多いケースが飼い主が持ち込むという事に、ただただ驚きました。
信じられません。
ペットブームの恐ろしさなのかもしれません。
かわいいから飼いたい!飼ってみたらお世話も大変。こんなはずじゃなかった等、
覚悟もなく衝動的に飼い、自分勝手に捨てるのでしょうか。

動物たちは物ではなく、大切な大切な「命」です。

 
 

 
現在、日本での年間の犬猫の殺処分数が約4万匹台のようです。
1日の殺処分数は100匹台
 

 
この数はものすごく多いです。ですがこれでもかなりの減少だそうです。
多くの愛護団体、ボランティアの方々の長年の努力によってここまで減少してきているんですね。
こんな凄い活動をするにはどうしたらいいんだろう、私にも何かできないだろうか、
漠然と思っていました。
そんな時、教えてもらったのですが、 
 
”ペットを迎えたいと考えている方10人の内1人が
ペットショップへ行く前に、
保健所からの里親さんの選択をしてくれたら
殺処分の必要がなくなると言われているそうです”

これって凄い事ですよね!!!!!
殺処分をなくしたい!でも家は広くないし、仕事もあるし迎えてあげられない。
自分は何もできないのか、、と思っていた方!!
犬を家族として迎えたいな~と考えている方がいたら、里親さんの選択肢もあるよ。と
声をかけることでも大きな大きな力になります。

私たちにできる事はたくさんありました。

寄付金だけではなく、
ドッグフードや毛布・タオル・ペットシーツ
リード、首輪といった物品を送る。
これもとても必要とされる事だそうです。

できる事、たくさんたくさんありますね!

めざせ!殺処分ゼロの国「ドイツ」!!

ドイツには、まず「殺処分」という制度自体がないそうです。
犬たちを「愛玩的」な感覚で育てることはせず、犬たちの本当の幸せを考え、
社会全体で犬が生活していくことを見守っているので、
ドイツではバスや電車などで犬たちが同乗する姿は珍しくありません。
そのすべての犬たちは、社会で生きていけるようなしつけをきちんとされていてマナーを守っています。

そして日本のように保健所という施設も存在しないようです。
多くのドイツの方々は責任を持って家族同然に犬と暮らしていますが、
やむを得ない事情があって犬を手放す場合には新しい飼い主が見つかるまで預かってもらえる
「ティアハイム」という施設で保護されます。
この施設には保管期間というものはなく、新しい飼い主が見つかるまで保護してもらえます。
しかもティアハイムで保護された動物たちの約9割が新しい家族に引き取られているのです。

日本もそうなって欲しい。。。
ですが、100年も遅れていると言われている今、すぐにこうはなれません。
今、自分ができる事をしていくしかないと思いました。
できる事はたくさんあります!

人間の身勝手は人間によって変える事ができます!!! 

 
殺処分ゼロは実現できます!

 

 
微力ながらもできる事をしていきたいと思いました。
読んで頂きありがとうございました。